横内敏人先生の設計された住宅のメンテナンス No.2
みなさんこんにちは!
もうそろそろ梅雨も明けるでしょうか
さて今回は以前ご紹介した→「ちょっと特殊なエアコン工事」←のブログを見てお問い合わせいただいた愛知県のお客様の工事についてです。
▲以前ご紹介した滋賀県のお宅
今回ご紹介する愛知県の住宅、修行先として勤務しておりました京都の→横内敏人建築設計事務所←が25年ほど前に設計した物件のメンテナンスです。
意匠性を損なわずに複雑なビルトインエアコンの取り換え工事を施工したブログを見ていただいたとのこと。
我が家もそのようにやってほしいと依頼を受け、エアコン工事を施工。以降、いろんなメンテナンスを私たちにお任せいただくようになりました。
今回は劣化した外壁の吹付け工事に加えて、アプローチの土が雨のたびにドロドロになるということで、石畳をつくる工事をお受けしました。
外壁は吹付けの場合、大体15年前後で寿命が来ます。外壁の仕上げが劣化すると構造体が雨にさらされて、家にとっては健康的ではありません。
吹付けの工事ではまず足場を立てて高圧洗浄をします。この家には特徴的な煙突があるため、足場も少し変わった組み方をしていますね。
高圧洗浄で汚れを落としたら丁寧に養生をします。
家全体、必要な場所をビニールで包装するような感じです。
吹付け前の下塗りコテ塗装。
いろんな方法がありますが、今回は「総パテ」という方法を採用しました。
さて並行して石畳のアプローチも計画していきます。
整地をしてから・・・
吹付けが完了すると足場が外れて石を並べていきます。
吹付けも綺麗に仕上がっていますね!
石に水たまりができないように、丁寧に勾配を取って並べていきます。
今回は横内事務所との協業で、錆御影石の石畳を採用することになりました。
完成した姿です。
いかがでしょうか?
綺麗な外観になりましたね。
新築してからずっとこのアプローチを施工したかったそうで、とても喜んでいただきました。
メンテナンスは家を長持ちさせるのに欠かせません。
水廻り、設備機器、外壁、屋根・・・いろんな部分にメンテナンスが必要です。
私たちは新築時点で長持ちする素材を選んで、メンテナンスしやすい工法を採用することがとても大切だと考えています。
一緒に30年・50年先の家について、考えていきましょう。