2019.01.16
みなさんあけましておめでとうございます!
年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか???
本年も弊社ブログをどうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、本日は岐阜県池田町で新しく工事が始まりましたOT邸のご紹介です!
既存の2階建ての離れを解体し、本宅に寄り添う、かわいらしい小さな離れを計画することになりました。
既存の建物の東に大きな畑やお庭が広がっているので、一部東に建物を張り出し、それら緑豊かな空間をのびやかに感じられるリビングを設計しました。
さて、まずは解体工事の開始です。
計画地まで敷地内はお庭であふれているので、大型の重機が通れるだけの幅を確保するよう、丁寧に指示を出しながらお庭をつくりかえていきます。
通り道を作ったらいざ解体!
敷地奥の蔵とともに、建物を解体していきます。
解体が完了してスッキリとした土地になったら…
地盤調査をします。
この段階で計画場所の地盤の強度を調査し、必要な場合は地盤の補強工事を行います。
土地の地盤はとても重要で、建物本体の荷重を設計通り地面に伝達するほか、不同沈下や液状化など、地盤自体の問題の発生を未然に防ぐため、強固な地盤に建物を建築することは必要不可欠です。
今回は非常に強い安定した地盤だったため、このまま基礎工事に突入することになりました。
地鎮祭で土地のお清めを行い…
基礎工事スタートです!
基礎工事は小森組のおふたり。
丁張及び地盤の床付けと呼ばれる工程から始まります。
工事をしている外側に木材で何やら囲っているのが丁張。建物の高さを決定する基礎工事の基準です。
そこに糸を張って建物の位置を出し、それを目印に土を操作するのです。
そして整地が完了!
砕石まで敷き込み、基礎の底部を決める床付けが完了しました。
次は防湿フィルムの施工です。
湿気やシロアリの侵入を防ぐ役割を担っています。
お次は配筋工事。
住宅の基礎に埋まる鉄筋の施工です。
型枠工事まで完了するとコンクリート打設前に埋設配管の工事をします。
給排水設備を担当します窪田さんと猪間さん、配管が基礎を貫通する部分にボイド管を仕込みます。
そしていざコンクリートの打設が始まりました!
通り道のおかげで大きなポンプ車も基礎の目の前まで入ってこれます。
打設開始!
みるみるうちにコンクリートが打ちあがりました。
小森さんが以前のブログで紹介したタンピングをしていますね。
目に見えなくなる部分ですが、密実で美しい基礎コンクリートにするため、丁寧にコンクリートを仕上げます。
別日には立上りのコンクリートも打設し…
基礎が完成しました!!!!
美しく、精度の高い基礎コンクリート!
とてもマニアックな部分ですが、これだけの綺麗な精度の基礎が打ちあがるととても気持ちが良いです 笑
これで木工事に向けた準備は完了です!
次回は上棟の様子をお伝えできるでしょうか?
風邪やインフルエンザがかなり流行っているようですから、みなさんご自愛くださいね。
ではでは、次回も乞うご期待ください!!