2019.08.24

岐阜県 瑞穂市 NA邸 無垢材をつかった木の家の 新築住宅現場

みなさんこんにちは!

台風が直撃しましたが良いお盆休みになりましたでしょうか??

さて、瑞穂市NA邸は先日上棟を迎えました!

今回は(今回も?)当社のこだわり部分多めでご紹介いたします!

 

まずは上棟前のお清めから。

高橋棟梁が四隅と大黒柱の位置を、お神酒でお清めします。

 

今回の大黒柱!東濃ヒノキの8寸角(240㎜角)!!!一般的な柱の4本分の断面積です。

とてつもない断面です。東濃ヒノキは年輪の密度が通常の桧に比べて段違いに高く、構造強度、きめの細かさ、繊細さに優れています。この柱はまず折れません。

 

上棟開始の第1本目は北西角、「いのいち」の柱から始まります。

軸組構造は「番付(ばんづけ)」と呼ばれる記号によって図面上表記されていて、この地方では「南北」「東西」をそれぞれ「いろはにほへと…」「一二三四五六七…」と符号付けして柱の位置を記し、その呼称を京都の通り名のように「は通り」「五通り」などと呼んで扱います。

「いの一」とは「いろは」「一二三」という番付の「一番最初」という意味で、北西角の柱を意味し、上棟の際にはこの柱を立てるところから工事がスタートします。

今回はこの「いのいち柱」をお施主様に立てていただきました!

 

その後は通し柱を皮切りに、次々と柱が立っていきます。

 

当社の構造設計は、通常の構造計算では構造強度に加味されない部分に対して、圧倒的に強くつくっています。

このとてつもなく太い大黒柱に、これまたとてつもなく背の高い梁を、継ぎ目なく直接つなぎ合わせるのです!

 

こんな感じでそれらをさらに整然と、美しい軸組架構で組み上げていきます。

 

ただ組み合わせるにもこだわりがあります。

これだけ大きな梁だからこそできる金物設計なのですが、大きな梁同士をつなぎ合わせるのにボルトを大黒柱を貫通させてつなぎます。

しかもこれを下側、上側の2面で行うので、この構造躯体が継ぎ手部分で開いてしまうことがありません。

難しい話なのですが、つまり巨大地震が来たところで、接合している部分は離れることはなく、また構造が太いので折れてしまうようなこともないということです。

 

そうこうしているうちに建物の骨格が見えてきましたね!

 

ここでまたこだわりポイントが。

当社の屋根を支えるタルキ材は、基本的に「くら金物」というバンドのような金物で梁にとめつけます。

一般的には長いビス1本でとめる工法がほとんどですが、年月が経って材が痩せ、ビスの効きが甘くなった時、超巨大台風などが襲って下から風が屋根を吹き上げると、屋根ごとめくれあがってしまう恐れがあります。

近年の台風で屋根が飛ばされるニュースが多々流れますが、このくら金物はそうした吹き上げの力に非常に強い構造をしています。

 

屋根の防水は改質アスファルトルーフィング。

防水性能に優れ、施工も非常にテンポよく進む一方で、ルーフィングの下に湿気をためることがあります。

この下地が合板(ベニヤ)または耐水合板だったりすると、接着層がめくれ、建物の腐朽につながります。

 

当社の屋根裏はこんな感じです。

ベニヤではなく、無垢材のヒノキの野地板を採用しています。

無垢材なので、湿気たところで乾けば何も問題ありません!!!

 

そして極めつけがこの耐力壁、筋交いです!

ただでさえ屈強な柱・梁に、向こうの景色が見えなくなるまで筋交いを入れます。

計算上、建築基準法で定められた数値よりはるかに多い筋交い本数。これは倒れません。

 

いつもご紹介している水回り・電気廻りの設備計画。

後々のメンテナンス、設備の入れ替えに自在に対応できる設計を行っています。

 

ご紹介したこれらのこだわりは、建物が完成したら全て隠れてしまう部分です。

表に出ることはないですし、災害の発生や、年月がたってからでないとそもそも問題にすらならないことなのかもしれません。

しかし住宅というのは、生活する上で「最後の砦」だと思うのです。

何があっても「そこに帰れば大丈夫」な場所をつくることが、私たち空間工房 森田のこだわりなのです。

 

こんな感じで工事は順調に進んでおります!!

次回もお楽しみに!!!!

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