2019.01.26

シリーズ旅紀行:建築巡り勉強会

みなさんこんにちは!

今日は一段と冷えますね…

冷えるので、今回はまだ暖かかった昨年に旅した場所のご紹介でもいたします!

 

京都の横内敏人建築設計事務所で一緒に修行していた後輩、渡邉将平くん。

彼が実家のリフォームのデザイン監修をしたとのことで、お誘いを受けて福井へ見学に行ってきました。

 

まず見学前に立ち寄ったのは若狭三方縄文博物館。三方五湖周辺の縄文文化について展示する施設で、師匠である横内敏人先生が設計しました。

 

一緒に旅するのは横内事務所の先輩の石津さんと後輩の渡邉くん。

現在石津さんは京都市内に中村外二氏の古いお茶室が敷地内にあるホテルの設計を、渡邉くんは鹿児島の武家屋敷をデザインソースとした、社宅とカフェの設計をしています。

施設の敷地内には縄文時代の竪穴式住居の復元建築が建ち並び、内部の見学も自由にできます。

内部には中央に炉があって、そこを軸に小さいながら驚くほど立体的な空間になっていました。

火を中心にした文化であったことがよくわかる展示でした。

 

博物館内部に入るとこの空間。

圧倒的なコンクリートの塊につつまれたような内観で、重量感があるはずなのに広大な森の中にいるような感覚。

横内先生の世界観が表現された空間でした。

 

ひとつひとつの円柱内部には異なる展示空間があります。

 

縄文時代の生活の様子も展示されていて、それを包む建築は、骨の太い大ぶりな架構で構成されたダイナミックな建築でした。

横内先生は普段木造住宅を中心に設計されていますが、私は先生のこうした大ぶりな公共建築にも、とても惹かれています。

 

さて、隣接した敷地には建築家の内藤廣氏が設計した福井県年縞博物館があります。

氏の得意とする水平の美しい建築が湖畔に建っています。

 

館内には「年縞(ねんこう)」を解説する展示があります。

年縞とは、湖底に積もった泥の年輪のようなもので、日本の三方五湖のひとつ、水月湖の湖底には45メートル、7万年分の泥の年輪が発見されており、国際的な歴史年代決定のための基準として制定されているようです。

これがその年縞(しま模様)です。

 

これが7万年分の年縞。

つなげると45メートル、1年も欠けることなく続いているそうです。

その展示には圧倒されました。

 

さて、鯖江市にある渡邉くんの実家にやってきました。

実家は鉄板焼き屋さんのにしやま亭

ここの鉄板焼きを何度かいただきましたが、とんでもなく美味しいです!

皆さんも福井県にお越しの際はぜひ!!!

 

で、その建物の2階が今回リフォームした住宅部分。

こちらがダイニングとキッチンです。

タイルで仕上げた壁面が重厚感を保ちつつ、天井も低く抑えながらよしベニヤの仕上げにすることで軽やかにさっぱりと仕上げています。

家具やペンダントライトもお洒落なものをチョイスして、全体の雰囲気を綺麗にまとめていました。

 

こちらはリビング。

照明計画や家具の設計もさることながら、大胆に障子を使った開口部もとても丁寧にデザインされていて、皆がくつろげる豊かな空間でした!

渡邉くん、とても勉強になりました、ありがとうございました!

 

さてせっかく北陸まで来たのですから、これだけでは終わりません。

旅は続きます。

そこで皆さんに問題です!

ここはいったいどこでしょうか!?

正解は次のシリーズ旅紀行にて!

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