2018.12.01
みなさんこんにちは!
いよいよ年の瀬も近づきつつある今日この頃、いかがお過ごしでしょうか??
今日は先日行われた垂井町H邸の現場の様子をお伝えします!
まずは基礎の型枠が無事外され、精度の高いコンクリートがお目見え。
次は住宅の構造精度を左右する土台伏せ。
(1枚の写真で簡単に敷き込まれたように見えますが、とても技術力の必要な工程です。)
そして上棟に用いる木材に広沢塗装さんが塗装を施します。
そしていよいよ…
上棟日を迎えました!!!
今回H邸を担当しますのは、揖斐川町のAN邸を担当しました久保田棟梁。
奉献酒でお清めを行い…
二礼二拍手一礼。
工事の安全祈願を行います。
そして!上棟スタート!!!
こちらは毎度おなじみ、空間工房 森田の東濃桧の柱材です!
この断面はいつ見ても美しいですね…(うっとり)
年輪の詰まり具合、木肌の色味が、通常の桧と比べても格段に違います!
そんな東濃桧の大黒柱、空間工房 森田の大黒さんは240mm角です!
このガチっとした圧倒的な柱!これは折れません。絶対に。
この大黒柱を中心に据え、構造上重要な部分に通し柱を配置。
これらの軸材を高さ360mmの非常に強い梁材で強力につなぎます!
上棟はチームワークが非常に重要。
流れるように工事が進みます!
みなさん高いところは慣れたもので、幅12センチの梁の道をすいすいと歩いていきます 笑
午後に入ると建物の形が見えてきたでしょうか??
さらに工事が進むと屋根の工事に。
日本の特徴的な気候の一つである雨・湿気に対して住宅寿命を長持ちさせるため、庇を深く張り出した屋根の計画をしています。
上棟の最終盤は防水・瓦工事の坂章瓦さんの登場です。
防水のルーフィングを施工していき、上棟は無事完了です!
後日…
瓦の工事も進んだH邸。
連続した庇によって建物の重心がぐっと下がり、落ち着きがあって、かつ、リズム感のあるデザインになりました!
上棟を終えるとすぐに設備配管や構造筋交いの施工が進んでいきます。
さて、いかがでしたでしょうか???
住宅が完成すると構造は仕上げで隠れてしまうため、なかなかこうした構造へのこだわりは一般的には分かりづらいものです。
しかし地震や湿気に対して強くつくることを、当社はとても大切にしています。
建築にとって過酷な環境の日本において、それでも家族が安心して生活できる住まいというものを実現したいと思っています。
なので通し柱の無い住宅、庇の無い住宅を当社は設計ができません。その点は皆さんご了承くださいね!
最後に!こちらはH邸の上棟の様子をお施主さまが連続写真で撮影されていたようで、掲載のお許しをいただきましたので投稿いたします。
改めて通しで上棟のようすを見てみると面白いものですね!
では皆さん!寒い日が続きますがお風邪を召されないよう、ご自愛ください!